その間の畑の様子はというと、
ホトケノザ、ヒメオドリコソウがこれまでに
見たことのない程の勢いで茂りました。
例年、地面を薄くカバーしていたオオイヌノフグリも
例年、地面を薄くカバーしていたオオイヌノフグリも
今年は、草丈を伸ばすことで
太陽の光を十分に受けようという
生き残り戦略を見せました。
ハコベは、他の雑草と競わないで済む
明るい場所で匍匐茎を広げています。
最近は、がっしりと根を張るカタバミが
円柱形の果実をつけているのが目立ちます。
太陽の光を十分に受けようという
生き残り戦略を見せました。
ハコベは、他の雑草と競わないで済む
明るい場所で匍匐茎を広げています。
最近は、がっしりと根を張るカタバミが
円柱形の果実をつけているのが目立ちます。
つまり、我が家の炭素循環農法10年目の畑は、
放って置けば、これら数種の雑草と、
区画の周辺部分から地下茎で侵入してくる
ヤブガラシ、ヘクソカズラに埋もれ、
手の付けられない原になりかねない様相を呈しました。
こうなると、市民農園では、
草一つなく整然と管理された隣接区画への
気兼ねも出てきますし、
限られた雑草のみ生える畑になったと
ただ喜んでいる訳にもいかなくなります。
放って置けば、これら数種の雑草と、
区画の周辺部分から地下茎で侵入してくる
ヤブガラシ、ヘクソカズラに埋もれ、
手の付けられない原になりかねない様相を呈しました。
こうなると、市民農園では、
草一つなく整然と管理された隣接区画への
気兼ねも出てきますし、
限られた雑草のみ生える畑になったと
ただ喜んでいる訳にもいかなくなります。
そこで、夏野菜の植え込みを機に、
刈り取ったり、抜き取ったりした山のような雑草を、
ブロッコリー、ルッコラといった、
冬越しの野菜残渣と共に、
発酵チップに代わる身近な炭素資材として、
畝や畝間に浅く混ぜたり、敷いたりしました。
その時点で、これらの生資材を消化できる
有用微生物に富んだ土壌ではなかったのでしょうか、
畑には、アリやゾウリムシ、ふとミミズやナメクジといった
有用微生物に富んだ土壌ではなかったのでしょうか、
畑には、アリやゾウリムシ、ふとミミズやナメクジといった
土壌動物がこれまでに見ないほど大量に出現し、
赤く熟した苺、発芽したての野菜の新芽までに
酷い食害を及ぼしました。
酷い食害を及ぼしました。
処理した雑草と野菜残渣にまみれ躍動する、
本音を言ってしまえば、目障りな土壌動物達。
その光景は、それがいくら
活発な生命の営み、腐敗から発酵へと
繰り返される浄化作用と分かってはいても、
いかにも制御不能の様相と感じられ、呆然とした私は、
畑に通う意欲を失いかけてしまった程です。
そのような、言ってみれば、我慢の日々が
ここしばらくの間、続いています。
その光景は、それがいくら
活発な生命の営み、腐敗から発酵へと
繰り返される浄化作用と分かってはいても、
いかにも制御不能の様相と感じられ、呆然とした私は、
畑に通う意欲を失いかけてしまった程です。
そのような、言ってみれば、我慢の日々が
ここしばらくの間、続いています。