2019年3月26日火曜日

無肥料・無農薬、炭素循環農法の庭へ(3)




午前9時の室内の気温17℃。湿度は、70%。

横浜は、朝からしとしとと春の雨です。

朝食を終えた夫は、ジムに出かける前の一時、

いつものように、本を読むために二階の自室へ。

私は、リビングに残り、窓の景色を眺めながら、

パソコンを開きました。

ふと思いついて調べてみると、

やはり、2年前の今日と同じ3月26日、

自宅の庭についてブログに書いています


巡り来る季節の中で、昼夜の長さがほぼ同じになる春分。

その春分を一週間ほど過ぎた今頃の庭には、

ざわざわと私の心をインスパイアする何か

特別な気配が満ちているようです。



土の中から蕾をもちあげるアネモネ。




昨年10月に入手しておきながら、なぜか怠けて

植え込み時期を逃してしまった秋植え球根のアネモネ。

12月の、しかも下旬になってからガーデンセンターの

顔馴染みのスタッフに相談すると、

「花はあきらめるとしても、とにかく今からでも植えて、

再来年の球根の為に葉を出させてあげて。」とあきれ顔。

それが、最近になり、鉢植えの球根が

さすがに小さめではありますが、

赤い花を咲かせてくれました。




花弁と思われるのは、実は、鍔片。
光に対する反応が強いアネモネの鍔片は、
朝晩は、閉じられています。





昼間、鍔片を開くアネモネ。








鉢に植え切れず、地植えにまわした球根も

小さい、小さい、白と赤の花を咲かせ始めました。

普通の大きさに花を咲かせるには、

葉の数が間に合わなかったのですね。








アネモネ、白。








以前買った球根の袋には、青やピンクも混じり、

色とりどり、八重、一重と

おもちゃ箱をひっくり返したようなにぎやかさでした。








ハナニラは、毎年、最初に春の訪れを教えてくれる青い花。

何年もの間、種を飛ばして増え続けています。



ハナニラ。







小さい壺状の花を房のように咲かせるムスカリ。

ヒアシンスと近縁で、その形状から

ブドウヒアシンスと呼ばれることもあるそうです。

そのムスカリが、ヒアシンス同様、水栽培まで可能とは、

最近まで全く知りませんでした。









ムスカリ。



金網とミズゴケを利用した、ムスカリタワーという

立体的な仕立て方もあるそうです。




写真は、サカタのタネ、園芸通信から。


https://sakata-tsushin.com/oyakudachi/lesson/flower/post_76.html