乾燥した7月下旬の畑の向かって右端奥に、
オレガノ(oregano)の小群落があり、
柔らかな雰囲気のピンクの花を咲かせています。
そのオレガノが蜜蜂に蜜をとらせる蜜源植物として
名前があげられていることを、
これまで全く知りませんでしたけれど、
そういえば、紋白蝶がよく飛んで来るのを見かけます。
調べると、同じハーブのヴェルガモットやウドの花も
蜜源植物だそうです。
オレガノ(oregano)の小群落があり、
柔らかな雰囲気のピンクの花を咲かせています。
そのオレガノが蜜蜂に蜜をとらせる蜜源植物として
名前があげられていることを、
これまで全く知りませんでしたけれど、
そういえば、紋白蝶がよく飛んで来るのを見かけます。
調べると、同じハーブのヴェルガモットやウドの花も
蜜源植物だそうです。
ベルガモット |
葡萄棚の横に咲いたウドの花 |
オレガノに戻りますが、このハーブはシソ科の多年草で、
ヨーロッパの地中海沿岸地方が原産と言われています。
ですから、
今年、オレガノの群落が特に目に美しく映るのは、
雨の少ない乾いた気候に合ってのことなのですね。
ところで、この花の和名は花薄荷(はなはっか)。
同じハーブのマジョラムの近縁種であることから、
英語では、
wild marjoram と呼ばれることもあるそうです。
チーズやトマトと相性がよく、
その葉や茎は、イタリア料理に欠かせない香辛料として
鶏肉や魚の臭みとりに使われます。
また、刻んで小さくしたものを
オムレツに振りかけたりすると、
気分が変わって美味しいですし、
毎日の家庭料理のおしゃれ度アップにもなります。
ケチャップやドレッシングなどにも利用されています。
オレガノが咲く畑には、赤いトマトも実っています。
オレガノとトマト、
オレガノとトマト、
相性が良いとは、
このようなこととも関係しているのでしょうか。
エジプトでミイラが作られ始めた当初は、
クミン、アニス等と共に
防腐剤として使用されていたそうです。クミン、アニス等と共に
圃場見学会で、
炭素循環農法HPの林さんがこのオレガノを見て、
「野菜とハーブは、別にしたほうが良いよ。」と
注意されました。
それは、野菜や果物を育てるのに適した
養分循環が行われる畑では、
ハーブが野菜化してしまい、本来の味と香りを失う、
そのことを避けるという意味合いの他に、
ハーブが野菜化してしまい、本来の味と香りを失う、
そのことを避けるという意味合いの他に、
オレガノのもつ抗菌作用が土壌の微生物に与える影響も
考えてのことだったのかもしれません。
本当のところは、分かりませんけれどね。