2017年7月24日月曜日

市民農園の水やり






今年の梅雨は、
局地的な豪雨に伴った土砂災害や川の氾濫などが
九州北部や広島県内に
大きな人的被害をもたらしました。

反対に、私の住む関東南部では、雨らしい雨が
ほとんど降らない日照りといってもよい日が続き、
菜園内の施肥有機栽培の人たちは、
連日、畑の水やりに追われました。

菜園がオープンしてからほぼ10年経ちましたから、
当初からの、年齢を重ねた人たちの中には、
畑に水やりに通うのが体力的に大変だから、
家庭菜園は今年で辞めようかと迷った人たちもいます。

私の区画は、水やり不要の炭素循環農法の畑なのですが、
先週木曜日、畑を見回った際には、さすがに賀茂ナスの実に
水不足から生じたと思われる
通常ではない形の変化が認められました。





元気ですが、丸々とした横張のはずが、多少やつれた感じに



それで、急遽、5月初旬の苗の植え付け以来三か月ぶりに、
茄子三種、キュウリ、ブルーベリーなどに
初めて水をやりました。

私の借りている菜園には、
入口の物置の横に大きな貯水タンクが設置されています。
そのタンクから地下にパイプを通し、三か所の蛇口から
水を汲むことができるようになっています。

そのタンクの水は、
畑の大家さんが毎日、近くの川からポンプで汲み上げ、
軽トラで運んで来てくれます。

さて、茄子などに水をやり、
少しほっとした翌日の午後3時頃、
私がヨガに行く準備をしていると、
突然、雷を伴った土砂降りが始まりました。

今年の豪雨と日照りの変化の激しさ、
しとしとと静かに降る雨、
田畑を優しく潤してくれる梅雨時の慈雨は、
一体どこに行ってしまったのでしょう。