2017年5月25日木曜日

てんとう虫とアブラムシ(2) *炭素循環農法の畑*




昨年の種が飛んで花を咲かせたフランネル草

知られていることですが、 ナナホシテントウムシは
アブラムシやダニの天敵昆虫です。

 最近、従来の化学合成農薬に替わり、周辺環境、生態系、
そして人体に影響の少ない安全な「生物農薬」として、
注目を集めているようです。

2009年には、名古屋大学研究グループが
他の畑に飛んでいかないように
飛べないテントウムシを人工的に作り出すことに
成功したそうです。



遺伝子組換え技術は使われていないため、
このテントウムシの子どもは正常に羽がつくられ、
生態系への影響はないといわれていますが。






本題にもどりますが、
畑の野菜や薔薇にアブラムシがほとんどつかないのに、
なぜ大量のアブラムシをえさにするテントウムシが
多いのだろうと更に調べてみました。



そして、NHKの学校向けサービス、
NHK for school(www. nhk.or.jp/school)” 中学理科に、
「カラスノエンドウとアブラムシ」という
タイトルの動画を見つけました。

動画の説明文には、次のように書かれています。

あたたかくなってしげったカラスノエンドウを見ると、
緑色の小さな虫がたくさんついていることがあります。
アブラムシです。テントウムシもいます。
ナナホシテントウです。
テントウムシはアブラムシを食べに来たのです。
カラスノエンドウを見つけたら、観察してみましょう。

確かに、私は、今年、我が家の畑には、
カラスノエンドウの勢力が強いという印象を
もっていました。
2017年の畑の、これまでとは違うもう一つの特徴です。
でも、
これまでテントウムシとカラスノエンドウの関係など
考えてもみませんでしたから、意外でした。




カラスノエンドウ



蕗もまだ元気