2017年5月22日月曜日

てんとう虫とアブラムシ(1)*炭素循環農法の畑*





   畑で農作業をしながら、
この点は以前と違うなあ、初めて経験することだと
感じることがあります。

今年は、4月の始めから例年と比べ、
テントウムシの数が多いという印象がありました。

それで、念のため調べましたら、
2月の上旬に撮った畑の写真の中に
畑中央、白木瓜の葉にとまっている
成虫の写真がありました。
このテントウムシは、ここで越冬したのでしょうね。








その後、観察を続けると、畑のテントウムシは、
肉食のナナホシテントウムシ一種にかぎられています。

地面の上に、







通路に面したイネ科雑草の茂みの中に、







炭素資材置き場、発酵チップの上に、








そして、ぶどう棚の手前、
スナップエンドウの葉の上には、幼虫が、








蛹化したテントウムシらしきものが土手の薔薇の葉に、







隣の施肥栽培区画との境目に植えたタイムの葉にも、






そして、ごく最近は、ジャガイモの葉裏や、





畝から外れたハーブのベルガモットの葉にも
               





幼虫をぽつぽつと見かけます。


無施肥のまま7年たった野菜に、
通常、アブラムシはほとんど見かけません。
テントウムシは、何をえさにして生きているのだろうと
不思議に思いました。