2017年3月26日日曜日

無施肥・無農薬 炭素循環農法の庭へ(1)






3月20日の月曜日は、お彼岸の中日で、休日でした。


土、日を合わせると、三連休になりますね。


この時期、全国の炭素循環農法のお仲間から、


ハウスの天幕張作業、里芋畝の溝切、チップの埋め込み、


ニンジンの播種と鎮圧、野鳥による食害の数々など、


有益な情報がFBを通し、リアルタイムで送られてきました。


「農」というものは、時間をかけて結果がでてくるもののようで、


炭素循環農法に出会ってから7,8年たちますが、


まだまだ分からないことばかりです。


心の通じ合うお仲間がいてくださるということは、


力強く、励みになります。


楽しみ、喜びも分かち合えますから、ありがたいことだと思います。



ところで、我が家はというと、


都会の家庭菜園で、すでに、春の種まきは大方終わり、


月曜のヨガもお休みとなり、三日間を完全、庭仕事に費やしました。


これまでの慣行、有機のような


水やり、追肥を全く必要としない炭素循環農法ですから、


養分循環がうまく始まってしまえば、


「農作業+α」が可能になります。「手抜き農法」と言われる所以です。



私の「+α」は、主婦の仕事、家事ですね。












        
 


我が家の南に面した庭には、


       今の季節、数種の水仙と、二十数年ものの雪柳が数本、



              咲き誇っています。









         まず、雪柳の飛び出した部分を少々剪定し、


           全体をおさまりのよい形にしました。


      芝生の中程には、冬の間も寂しい庭を彩ってくれたビオラと、










          時間を追って花色を変化させるペチュニアが


   金属製のスタンドに載せた、素焼きの鉢に、それぞれおさまっています。



              早春の庭のアクセントです。










地域の生協、その花屋さんで3月に入ってすぐみつけた


超早咲きのペチュニアは、ラベルを見ると、その名も「エコペチュニア」です。



 いかにもそっけない命名で、花に失礼のような気もしますが、



秋まで咲き続けてくれるでしょうから、「経済的」は確かですね。



二鉢の花がらをつみ、液肥を施しました。


畑とは別に、無施肥の庭に挑戦するには踏ん切りがつかず、


現在、思案中といったところでしょうか。


畑と庭の両方を同時に転換というのも大変ですし、



 無意識のうちに、花より団子だった可能性もあります。









       
         昨年、近所の友達と訪れた園芸店で購入した、



          鉢植えの白いクレマチス、アーマンデイが



       北側玄関、郵便ポストの下にずっと置きっぱなしでした。



         にもかかわらず、それなりに蕾をたくさんつけ、


         新しいつるも二本程度伸ばしていましたから、


       
         家の出入りのたびに、気になっていましたが、


        ほぼ一年ぶりに以前、薔薇に使っていた南側の


         パーゴラの足元に移植することができました。



ムスカリと花ニラですが、球根植物でいて、


花後に種を飛ばす習性があります。


長年の間に、この小さな庭で、驚くほどの繁殖力を見せ、


毎年、青や紫の小さな花々が、


庭のあちらこちらから春の訪れを知らせてくれます。




芍薬の芽の間からも
















         庭中のレモンバームの整理もしました。

  
     昨年の、枯れこんだ長い軸の部分を根元からハサミで切り取り、


         黄ばんだ古い葉も指でとりのぞきました。


         レモンバームは、シソ科多年草ハーブで、


        大量の種をつけますが、それらが風にのり、


             自由奔放に飛び散ります。


        草丈低く、地面をカバーするような姿の春先は、


        その深い緑色と、清々しいハッカ系の香りが、


       視覚と嗅覚を刺激してくれる、素晴らしいハーブです。


              でも、夏になると、


     大きく成長した姿となって庭を鬱蒼とした感じにさせますから、


            邪魔でもてあましてしまいます。





       順調であれば、ほぼ不耕起といってもよいと思いますが、


              炭素循環農法の畑では、


      シソが同様の問題を起こしますから、数が多ければ、



小さな苗のうちに間引いてしまうなどの注意が必要でしょう。