炭素循環農法を全国行脚しながら、日本に紹介し、
広めた林幸美さんは、
当初、「葉物は簡単だよ。」とおっしゃっていました。
広めた林幸美さんは、
当初、「葉物は簡単だよ。」とおっしゃっていました。
確かに、
非結球性レタス類、冬の高菜や山東菜、
夏の空心菜やツルムラサキなどは、
転換途中から、同じ家庭菜園の他の区画、
有機栽培の人々の目を惹くほどの成長を
みせてくれました。
ですので、葉物野菜の中でもこれらの類は、
これから炭素循環農法を始めようと
考えていらっしゃる方には、
転換当初、お勧めの野菜かもしれません。
でも、なぜかホウレンソウだけは、
我が家の畑では、難しかったように思います。
それで、私は、
「ホウレンソウがなくても生きていけるわ。」と
たかをくくり、この二年ほど気にせず過ごしてきました。
けれど、家人の
「朝食にホウレンソウのバター炒めが食べたい。」の言葉を
無視し続けるわけにもいかず、時折、農協の販売所で
後ろめたい思いをしながら、買ったりもしてきました。
それが、それこそ気を取り直し、
昨年11月の初旬と中旬の二回に分けて、
ひさしぶりに、二種のホウレンソウを播種したのです。
そのホウレンソウが思いがけず、芽だしもそろい、越冬し、
2月上旬にはこのような元気な姿を見せました。
野菜の栽培本などを読むと、
ホウレンソウは酸性土壌に弱いので、
苦土石灰などで中和してから育てよう
などと書かれていますね。
そういえば、今の畑で施肥有機栽培をしていた頃、
ホウレンソウの播種一週間ほど前に、私自身、
土壌を苦土石灰で中和していたことを思い出しました。
炭素循環農法の土壌は、弱酸性に傾くと言われています。
ホウレンソウに限らず、直接、人の手で
土壌に化学反応を強制的に起こすことは、ありません。
我が家の畑でホウレンソウが育ちにくかった理由は、
一つではないでしょうが、転換後、7、8年の間に、
土壌が、微生物の活発な働きにより、
どのような作物でも育つ状態に進化したのでしょう。
それはまさに自然の力としかいいようがありません。
非結球性レタス類、冬の高菜や山東菜、
夏の空心菜やツルムラサキなどは、
転換途中から、同じ家庭菜園の他の区画、
有機栽培の人々の目を惹くほどの成長を
みせてくれました。
ですので、葉物野菜の中でもこれらの類は、
これから炭素循環農法を始めようと
考えていらっしゃる方には、
転換当初、お勧めの野菜かもしれません。
でも、なぜかホウレンソウだけは、
我が家の畑では、難しかったように思います。
それで、私は、
「ホウレンソウがなくても生きていけるわ。」と
たかをくくり、この二年ほど気にせず過ごしてきました。
けれど、家人の
「朝食にホウレンソウのバター炒めが食べたい。」の言葉を
無視し続けるわけにもいかず、時折、農協の販売所で
後ろめたい思いをしながら、買ったりもしてきました。
それが、それこそ気を取り直し、
昨年11月の初旬と中旬の二回に分けて、
ひさしぶりに、二種のホウレンソウを播種したのです。
そのホウレンソウが思いがけず、芽だしもそろい、越冬し、
2月上旬にはこのような元気な姿を見せました。
野菜の栽培本などを読むと、
ホウレンソウは酸性土壌に弱いので、
苦土石灰などで中和してから育てよう
などと書かれていますね。
そういえば、今の畑で施肥有機栽培をしていた頃、
ホウレンソウの播種一週間ほど前に、私自身、
土壌を苦土石灰で中和していたことを思い出しました。
炭素循環農法の土壌は、弱酸性に傾くと言われています。
ホウレンソウに限らず、直接、人の手で
土壌に化学反応を強制的に起こすことは、ありません。
我が家の畑でホウレンソウが育ちにくかった理由は、
一つではないでしょうが、転換後、7、8年の間に、
土壌が、微生物の活発な働きにより、
どのような作物でも育つ状態に進化したのでしょう。
それはまさに自然の力としかいいようがありません。
畑のローズマリーの間から、
ラッパ水仙が顔を見せる4月の下旬には
登熟が始まりました。
ラッパ水仙が顔を見せる4月の下旬には
登熟が始まりました。
外葉から掻き取って収穫していたので、
根元が細くみえますが、
根元が細くみえますが、
登熟後、畝から抜き取ったホウレンソウです。
写真のものより長く、
直根の長さが40センチ以上のものもありました。
微生物による土の団粒化が進み、
根が深く入りやすくなっているのですね。
次回のホウレンソウ播種は、
横浜では、八月の終わりごろでしょうか。
この時期のホウレンソウ、小松菜には、
登熟が速いというリスクがありますから。
横浜では、八月の終わりごろでしょうか。
この時期のホウレンソウ、小松菜には、
登熟が速いというリスクがありますから。