葉鞘部が倒伏して1週間後の5月28日、
玉ねぎの収穫をしました。
玉ねぎの収穫をしました。
ニンニクと同様玉ねぎもまた、
家庭菜園の他の有機の区画と比べ、
家庭菜園の他の有機の区画と比べ、
収穫は、我が家が一番早かったように思います。
それは、夏野菜のための面積を考えてのことです。
玉ねぎは、栽培期間が長く、
苗の植え付けを済ませてしまえば、
ほとんど手がかかりません。
ほとんど手がかかりません。
家庭での毎日の調理に欠かせない便利な食材ですし、
長期保存も可能ですから、
長期保存も可能ですから、
冬季、畑の有効活用に、小松菜やホウレンソウはなくても、
家庭菜園のどの区画にも見受けられる人気の野菜です。
しかし、玉ねぎは、我が家の畑では、
里芋ほど育つのが簡単ではありませんでした。
里芋ほど育つのが簡単ではありませんでした。
同じ農法を実践している仲間からも
そのような声があがることがあります。
そのような声があがることがあります。
転換が始まって4年目ぐらいだったでしょうか、
ようやく養分循環がうまくいき始め、
周りの有機の区画と同等か、
それ以上のものが収穫できるようになりました。
それ以上のものが収穫できるようになりました。
収穫後は、太陽の下、
土の上である程度乾かしたものを家に持ち帰り、
土の上である程度乾かしたものを家に持ち帰り、
下の写真のように干します。
2017年 |
2017年 |
今年の玉ねぎは、とう立ち(抽苔)も少しはありましたが、
昨年ほどではなく、
昨年ほどではなく、
写真を見ると、首のしまったものが多いのが分かります。
一般的にですが、玉ねぎの首の締まったものは
貯蔵性も高く、味も良いと言われています。
貯蔵性も高く、味も良いと言われています。
下の写真は、我が家の去年のものです。
2016年 |
ほとんどの玉ねぎがとう立ちし、首が太いのが分かります。
収穫前の実際のとう立ちの様子を写した写真です。
2016年 |
ネギ坊主のようなものは、玉ねぎの花です。
これもまた一般的にですが、
玉ねぎにネギ坊主のようなものが出来てしまうのには、
玉ねぎにネギ坊主のようなものが出来てしまうのには、
冬の前の苗の育ちすぎ
(植え付け時、苗の球の丸く太っているのはよくない)や
(植え付け時、苗の球の丸く太っているのはよくない)や
植え付けの深さ
(定植の深さは、苗の白い部分の2分の1)などが
(定植の深さは、苗の白い部分の2分の1)などが
理由として挙げられるそうです。
玉ねぎは、植え付けから本格的な寒さを迎えるまでの間に
少し成長し、そのままの状態で冬を越し、
少し成長し、そのままの状態で冬を越し、
春に気温が高くなってくると生育を再開するそうです。
生育を再開したとき、玉ねぎが育ちすぎていると、
球の肥大によりかは、花を咲かせるとう立ちのほうに
体力を使うようになるそうです。
体力を使うようになるそうです。
2016年は、4月には、このように立派な様子 |
つまり、生殖成長がスタートすると、
栄養成長がストップし、
栄養成長がストップし、
茎葉や球が固くなったり、食味が悪くなり、
小さく縦長の玉ねぎしか
収穫できなくなるということだそうです。
収穫できなくなるということだそうです。
スーパーなどで買った玉ねぎが、
皮の中で二つに割れてしまっているのを
たまに見かけますが、
たまに見かけますが、
それは、球の中心から花茎が伸びるためのようです。
昨年のとう立ち苗は、母の介護で長野を訪れた帰路、
国道沿いの八百屋の店先で、
国道沿いの八百屋の店先で、
見た感じが立派だったので、
品種も分からないまま買い求めたものでした。
品種も分からないまま買い求めたものでした。
とう立ちしてしまったのには、
そのような苗の由来も関係していたかもしれません。
そのような苗の由来も関係していたかもしれません。