苺畑は、花の咲き始めのころも楽しみです。
葉は薄緑色、が特徴的でしたが、
必要な養分を、必要な時、必要なだけ取り入れるという
自然な養分循環で育つ炭素循環農法の苺は、
花の咲き方にも独特の趣があります。
それは、
天に向かってツンツンと伸ばした、
爪楊枝のような茎の先に、太陽の光を受けとめようと
しっかり水平に開いた花びらが
チョコンと載ったような感じとでも
言ったらよいでしょうか。
昨秋植え替えはしませんでしたが、適時、 このような状態の畑でも入れやすい炭素資材としてシメジ廃菌床を使用しています。 |
ここでもまた、施肥栽培の苺との違いが分かりますね。
同時期の有機施肥栽培区画の苺 |
ところで、この時期、我が家の路地畑には、
写真のように、薔薇やアネモネ、
冬越しした野菜の花々やホトケノザなど雑草の花々も
咲き乱れています。
小松菜 |
ですから、花の蜜を求める蝶や蜂が飛び交い、
温室のように苺の受粉を心配する必要もありません。
ルッコラの花に紋白蝶 |